萎れ葉アブザンの一番の問題は2マナ域が薄いことだと思います。
というか、デッキの構造上、2マナが薄くなるのは必然だと思います。
理由についてはMTGwikiのマイ・ファイアーズの項目に記載されていますが、
1マナのマナ・クリーチャー8体の必要性とそれに起因する2マナ域クリーチャーの不要性

に尽きると思います。興味のある人はググってみてください。
ちなみに原文はこちら↓
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20001215a
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20001219a
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20001227a
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010103a
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010110a
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010116a
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010116a

言うまでもなくモダンは(スタンに比べたら相対的に)早い環境です。
出せる脅威はなるべく早く展開して、相手に圧力をかけ続けたいので、やはり
マナ加速は重要です。殴り合いになったら戦力にならないのも関わらず、
ファイアーズで極楽鳥とラノワールのエルフが4枚ずつ採用されていたのも、
殆どの萎れ葉アブザンデッキで貴族の教主と極楽鳥が4枚積んであるのも、
少しでも早くプレッシャーをかけて主導権を離さないためだと思います。
(出した返しのターンで焼かれるのはもう諦めてます。)

すると、2T目は3マナのスペルを唱えておきたいので、必然的に2マナの
優先度は下がるわけです。特に生物の質で考えると、2マナと3マナでは当然
後者のほうが「強い」ことが多いので、無理して2マナの生物を積む必要は
無いのだと思います。
(タルモくんは別格すぎるのでここでは考えません、持ってないし)

ただ、前述したように、マナクリーチャーが出た途端焼かれてしまうことも
多々あると想定すると、2マナ域を全くケアしなくていいというわけでは
ありません、当たり前ですが。

1.復活の声
2.QPM
3.絡み根の霊
4.羊毛鬣のライオン


の順で考えるべきしょうか?
復活の声の強さはこの中だと頭ひとつ抜けていますかね。単純に1対1交換を
取られないのは偉いです。まあ追放とかには無力ですが、2マナの生物にあまり
多くを求めても酷というやつです。壁として立たせておくもよし、しもべで
強化して突っ込ませるもよし、攻守に役立つ生物ですね。
次点は多色であること、優秀な能力を2つ持つことを考慮してQPMですね。
打点の高さと除去耐性ならば絡み根の霊なのですが、やはりしもべの恩恵を
半分しか受けられないこと、戦場に出たあとはフレンチバニラであることを
考えると、QPMには一歩及ばないかなと思います。
羊毛鬣のライオンは、素の能力ならば1番なのですが、怪物化をしなければ
「ただの番狼」であり(この表現も凄いですが…)、怪物化にマナを回すなら、
4マナの生物を唱えるか、ガヴォニーの居住区を起動しますよね。

一般的な萎れ葉アブザンなら下の構成になっていることが多いでしょうか。
復活の声:4
QPM:2
新ゼンディカーやマジックオリジンで、新たな選択肢が出てくることを楽しみ
にしています。

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